第15回 1994年アメリカ大会
【優勝国】ブラジル
【予選出場チーム】145
【本大会出場チーム】24
サッカー未開の地、アメリカ合衆国での開催。ヨーロッパと中南米以外の地域で開催された初めての大会なので、不安視される要素がいくつもあった。
結局、観客の動員には成功したが、移動距離の長さや、ヨーロッパのテレビ中継に合わせた日中のキックオフなどで、各チームはサッカーとは別の部分で苦しんだというのも事実だろう。前回大会ほどではないにしても、猛暑の中での試合が多かったので、技術よりもタフさや狡猾さがモノを言う展開が多くなっている。
しかし、そんな中、華奢な体から誰よりも強烈な輝きを放ったのが優勝国ブラジルの悪童ロマーリオと準優勝したイタリアの至宝ロベルト・バッジョという二人の天才たちであった。
伏兵ブルガリアをベスト4に導き得点王にもなったストイチコフの活躍、42歳ロジェ・ミラのワールドカップ最高齢記録となるゴール、薬物検査に引っかかり途中で大会を追われたアルゼンチンの英雄マラドーナ、オウン・ゴールを入れてしまったコロンビアのエスコバルが帰国後に射殺された事件など、良くも悪くもエキセントリックな話題の溢れた大会だったといえる。
ちなみに、有名な「ドーハの悲劇」で日本が出場を逃したのはこの大会である。
【予選出場チーム】145
【本大会出場チーム】24
サッカー未開の地、アメリカ合衆国での開催。ヨーロッパと中南米以外の地域で開催された初めての大会なので、不安視される要素がいくつもあった。
結局、観客の動員には成功したが、移動距離の長さや、ヨーロッパのテレビ中継に合わせた日中のキックオフなどで、各チームはサッカーとは別の部分で苦しんだというのも事実だろう。前回大会ほどではないにしても、猛暑の中での試合が多かったので、技術よりもタフさや狡猾さがモノを言う展開が多くなっている。
しかし、そんな中、華奢な体から誰よりも強烈な輝きを放ったのが優勝国ブラジルの悪童ロマーリオと準優勝したイタリアの至宝ロベルト・バッジョという二人の天才たちであった。
伏兵ブルガリアをベスト4に導き得点王にもなったストイチコフの活躍、42歳ロジェ・ミラのワールドカップ最高齢記録となるゴール、薬物検査に引っかかり途中で大会を追われたアルゼンチンの英雄マラドーナ、オウン・ゴールを入れてしまったコロンビアのエスコバルが帰国後に射殺された事件など、良くも悪くもエキセントリックな話題の溢れた大会だったといえる。
ちなみに、有名な「ドーハの悲劇」で日本が出場を逃したのはこの大会である。
第16回 1998年フランス大会
【優勝国】フランス
【予選出場チーム】172
【本大会出場チーム】32
参加チームが32になり、予選には何と172の国と地域がエントリーした。1998年、ワールドカップ創始者ジュール・リメの母国で2度目の開催となるフランス大会、まだ記憶に新しい大会なのではなかろうか。それは日本が初めて本大会に出場したからに他ならない。日本のワールドカップの歴史は、まだ8年なのである。
さて、日本は惜しくも未勝利で敗退することになったわけだが、このフランス大会は内容的に非常に評価の高い大会として語られている。
優勝した地元フランスは、FW陣の決定力不足や、また途中で司令塔ジダンを出場停止で欠くなど、本調子とは言えない状況が続きながらも、持ち前の堅守と開催国の勢いで次々と難敵を退けていった。DFであるブランやテュラムのゴールなどで劇的にゲームを制するなど、基本的には堅実だが、観るものを飽きさせないスリリングな展開の試合を数多く見せてくれた。
他にも、新しい時代の怪物ロナウドを擁するブラジル、クライファートやベルカンプといった非常に技術の高い選手を多く揃え攻撃サッカーを展開したオランダ、得点王になったスーケルや世界有数のゲームメイカーであるボバンらが率いるクロアチアの3つがベスト4に残ったが、いずれも特徴を生かした素晴しいゲームを披露し、大会にしっかり花を添えていたといえよう。
【予選出場チーム】172
【本大会出場チーム】32
参加チームが32になり、予選には何と172の国と地域がエントリーした。1998年、ワールドカップ創始者ジュール・リメの母国で2度目の開催となるフランス大会、まだ記憶に新しい大会なのではなかろうか。それは日本が初めて本大会に出場したからに他ならない。日本のワールドカップの歴史は、まだ8年なのである。
さて、日本は惜しくも未勝利で敗退することになったわけだが、このフランス大会は内容的に非常に評価の高い大会として語られている。
優勝した地元フランスは、FW陣の決定力不足や、また途中で司令塔ジダンを出場停止で欠くなど、本調子とは言えない状況が続きながらも、持ち前の堅守と開催国の勢いで次々と難敵を退けていった。DFであるブランやテュラムのゴールなどで劇的にゲームを制するなど、基本的には堅実だが、観るものを飽きさせないスリリングな展開の試合を数多く見せてくれた。
他にも、新しい時代の怪物ロナウドを擁するブラジル、クライファートやベルカンプといった非常に技術の高い選手を多く揃え攻撃サッカーを展開したオランダ、得点王になったスーケルや世界有数のゲームメイカーであるボバンらが率いるクロアチアの3つがベスト4に残ったが、いずれも特徴を生かした素晴しいゲームを披露し、大会にしっかり花を添えていたといえよう。
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